tag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post2395384812898382901..comments2022-09-19T14:05:41.194+09:00Comments on 鄙/Hina blog: CPIの誤差についてzajujihttp://www.blogger.com/profile/14476938033966291816noreply@blogger.comBlogger7125tag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post-2098872870220960472010-07-05T09:18:56.816+09:002010-07-05T09:18:56.816+09:00maedaさん、コメントありがとうございます。
やはり2006年の量的緩和解除は本当ッッッに失敗で...maedaさん、コメントありがとうございます。<br /><br />やはり2006年の量的緩和解除は本当ッッッに失敗でしたよね。集計方法からくる誤差と、経年からくる誤差が重なってバイアスが大きくなるというご指摘はとても重要ですね。僕を含めて、集計方法の誤差にばかり注目してしまう人は多いと思いますし。<br /><br />今回の基準改定前にも日銀はなにか言うんだろうなと思うと、今からちょっとイライラしちゃいます。zajujihttps://www.blogger.com/profile/14476938033966291816noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post-81217687995249755292010-07-03T09:04:37.261+09:002010-07-03T09:04:37.261+09:00あ、すいません。白方氏じゃなくて白塚氏でした。あ、すいません。白方氏じゃなくて白塚氏でした。maedanoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post-68106779238570570542010-07-03T09:03:13.705+09:002010-07-03T09:03:13.705+09:00古い記事でもお気楽に、との事なので。
CPIは基準年から離れるごとに上方バイアスが大きくなりますよ...古い記事でもお気楽に、との事なので。<br /><br />CPIは基準年から離れるごとに上方バイアスが大きくなりますよね(だから、連鎖基準方式のほうが誤差が少ない)。<br /><br />日本のCPIの基準年は5年毎に改定され、そのたびにCPIが下方修正されます。2006年から2005年基準に切り替わっており、次は2011年から2010年基準になります。<br /><br />2005年に白方氏から「日本のCPIの上方バイアスは改善されており、2000年基準への切替時の0.26%よりも今回の誤差は少ないはず」という研究が発表されましたが、その直後に基準年が2000年から2005年に切り替わると、CPIは総合で0.5%、欧米式コア(いわゆるコアコア)で0.7%も下方修正されたそうです。(片岡剛士 日本の「失われた20年」p.175)<br /><br />日本のCPIの上方バイアスは依然として大きいことがはっきり分かります。<br /><br />それなのに、日銀は基準改定の直前に「CPIがプラス0.1%から0.5%に上がったので物価はプラスになりました」とか言って量的緩和を解除したわけですね。maedanoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post-45920269857064087832010-05-02T09:27:33.129+09:002010-05-02T09:27:33.129+09:00Agitさん、お返事ありがとうございます。
統計の数字は僕のような素人には抽象的すぎて、どうしても...Agitさん、お返事ありがとうございます。<br /><br />統計の数字は僕のような素人には抽象的すぎて、どうしても思い込みに振り回されてしまうなあと痛感しています。<br /><br />考えてみれば携帯電話の料金制度は実に複雑ですから、それを正確に把握して反映できると思うほうが無茶なんですよね。何か絶対的な物価を示す値があるかのように感じてしまうのが素人の(僕の)浅はかさ。<br /><br />今回は本当に勉強になりました。改めてありがとうございます。ご紹介の論文等、読んでみたいと思います。zajujihttps://www.blogger.com/profile/14476938033966291816noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post-18789631318114339832010-04-30T23:28:34.978+09:002010-04-30T23:28:34.978+09:00前回のzajujiさんのコメントに何のコメントも返さず失礼致しました。
今日たまたま見て気がつきまし...前回のzajujiさんのコメントに何のコメントも返さず失礼致しました。<br />今日たまたま見て気がつきました。すいません。<br /><br />2007年のワインシュタイン氏の論文は知りませんでした。<br />が、ざっと眺めてみた感じでは、ワインシュタイン氏が以前から主張されていたことと変わらない論調に見えました。<br />ワインシュタイン氏の主張に対する反論も当然ありまして、例えば美添泰人氏の「消費者物価指数の信頼性」<br />http://www.yoshizoe-stat.jp/ecstat/essay/stat200706.pdf<br />などがあります。<br />この記事は大変興味深い内容ですので一読に値すると思います(既に御存知でしたら申し訳ありませんが)。<br /><br />あと携帯電話についてですが、日本のCPIでの移動電話通信料は、利用パターンを家計調査から3パターン推定し、各社の料金プランを適用して一番安くなるような金額から作成するとなっています。<br />詳しくは統計局のQ&Aなどを御覧ください(これも既に御存知でしたら申し訳ありません)。<br /><br />個人的には日本のCPIは大変よく出来ていると思います。<br />もちろん標本調査なので誤差もあるでしょうが、全数調査は不可能ですし・・・<br /><br />統計にもっと金を使うべき、というのは反論のし様もありません(笑)Agitnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post-3857089310175177652010-04-27T08:15:04.161+09:002010-04-27T08:15:04.161+09:00maedaさんコメントありがとうございます。
ご紹介の論文のアブストラクトを読みました。やはり今...maedaさんコメントありがとうございます。 <br /><br />ご紹介の論文のアブストラクトを読みました。やはり今回ちょっと調べてみて痛感したのは、バイアスが固定的ではないってことでした。なので、1.8ポイントの誤差があることもありそうだなと思います。もちろん日銀は誤差に対して意図的なんじゃないかというくらい鈍感だったと思いますし、誤差が少なかったとしてもデフレが続いているわけです。だからCPIで2〜4%のインタゲを支持するんだけれども、その時に、誤差が1%で固定的であるかのように言うのは難しいと思います。もちろん、統計にもっと金を使うべき、というのには大賛成ですね。とくに一品目一銘柄で集計するのは消費者の行動とはマッチしていない気がします。あと携帯電話の割引制度も反映されていないそうで、"substitution biases and quality upgrading" 以外にも誤差の要因は多そうですzajujihttps://www.blogger.com/profile/14476938033966291816noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7599400674626791108.post-10327625461516343222010-04-26T17:02:27.055+09:002010-04-26T17:02:27.055+09:00白塚氏の研究(1999, 2005, 2006)を受けて書かれた
Broda and Weinste...白塚氏の研究(1999, 2005, 2006)を受けて書かれた<br />Broda and Weinstein "Defining Price Stability in Japan: A View from America"<br />http://www.nber.org/papers/w13255<br />では、日本のCPIには、日本の政策当局の主張にも関わらず1.8%と推定される大きな上方バイアスが残っており、財政(年金はCPIに連動するので)政策、金融政策に大きな悪影響を及ぼした可能性があると論じています。<br /><br />そのバイアスにより日本が負担するコストは、今後十年間で73兆円にのぼると推計しており、日本の統計当局がよく予算が足りないので誤差の少ない方法が取れないというが、統計を改善するほど効率よい投資が他にあるだろうか、と。maedanoreply@blogger.com