これからテンプレート探しの旅にでますが、
- やっぱり3カラムが好き
- もう少しシンプルなヤツ
- せめて英語でコメントしてあるヤツ(
今のはポルトガル語?でコメントしてあるので、分け分からん。訂正して追記:今回も?な言語でコメントしてありました。 自分でいじれない(これは僕のスキルの問題か))
こんなところで探してきます。それまで表示に問題があるかもしれないですけど、ご辛抱いただければ。
蟲師 漆原友紀 |
日銀、量的緩和を実施へ
日本銀行は18日に開いた金融政策決定会合で、事実上の量的緩和政策を導入する方向で最終調整に入った。
これらの点を踏まえ、先行きの銀行券や流動性預金の動向に対する見方を示すと、鍵を握る高齢者は、今までのところ金利の緩やかな上昇に対してあまり反応していない。このように、高齢者の金利感応度が相対的に低いことからすると、先行き、金利が多少変動しても、それが小幅に止まる限りは、高齢者の銀行券、流動性預金の保有は大きく変わらず、高止まりを続けるとみられる。(p.5-6)
セイヴィング キャピタリズム R・ラジャン L・ジンガレス |
池田勇人と その時代 伊藤昌哉 |
そのうち[記者]クラブの中心人物が、なんとかして池田をたたこう、と言いはじめた。さんざん考えたあげく、「池田は単純だから、誘導尋問で怒らせたうえ、失言をひきずり出そう」という作戦になった。
年があける。二月、三月は徴税期で、引き締め政策(当時はドッジ・ライン)をとっているときは、いつでも危機説が経済評論家の売りものになるころだ。
「これだ。これ、これ」というので、三月一日(昭和二十五年)、国会の委員室をかりて大臣会見をおこない、その質問の矢を放った。案のじょう、「ヤミをやっている中小企業の二人や三人、倒産してもかまわない」という放言がとび出した。それ書け、とばかり各社いっせいに砲列をしく。
p.20 [ ]内は引用者
池田はもともと楽天家で、勇ましく、大きなことが好きなたちだった。それなのに、これまで大蔵大臣としてやらされてきたのは、ほとんどいつも引締めばかりだった。
p.81
彼の徴税ぶりは有名で、根津嘉一郎の遺産相続のときや、講談社の野間清治にたいする取り方は、すさまじいものがあったらしい。池田はのちによくそのことを思いだした。「俺はあのころ、税金さえとれば、国のためになると思っていたんだ」と言ったことがある。
p.76
経済はインフレなき高度成長政策を採用した。公共投資と減税と社会保障がこの政策の三つの柱である。こうして国内経済を発展させながら、一方では国際情勢に対応して貿易の自由化をはかり、他方では雇用を拡大し、労働の流動化を促進し、農業・中小企業の近代化をはかろうとするのだ。
三十六年度を初年度とする道路五カ年計画、国鉄のディーゼル化と複線化(公共投資)、三十六年度はもちろん、年々1000億円以上の所得・企業両面にわたる減税、金利引き下げと公社債市場の育成(減税と金利政策)、国民年金の改善と健康保険の給付率の漸次的な引上げ(社会保障)、などが具体的な行政措置であった。
p.106 強調は引用者
日本文明 世界最強の秘密 増田悦佐 |
問い 最近の物価値上がりをどう考えるか。
答え たしかに小売り物価は上がっている。私は鉄道運賃と郵便のうち、ハガキ・封書は上げない。ほかのものはわかりませんよ。小売り物価の値上がりの原因は、野菜・豚などで、台所にひびくからなんとかしなければならない。しかし経済的に心配なのは卸売り物価だ。卸売り物価は国際収支にひびく。これはそう上がっていない。小売り物価は、国としては二義的なものである。
p.110
新政策の発表前に、その一環として、池田は金利の引下げを約束し、八月二十四日には公定歩合を一厘引き下げた。これを好感して、安保の時期に低迷していた兜町はにわかに活気づき、九月十九日には、東証ダウが1200円の大台にのせる。日本人の心から、しだいに安保騒動の暗影が消えていって、繁栄への期待が、人びとの胸をかすめはじめた。
p.117
新政策の作成はしだいにすすんだ。下村治、田村敏雄など、政策ブレーンが箱根に集まった。
成長率が問題になり、宏池会事務局案は7.2%、10年間で国民所得を倍増するという計画だった。下村案は11%で、結局、池田は、三十六年[1961年]以降、最初の3年間は9%でいくという方針をたてた。当初の成長率を高く見こんだのは、ちょうどその間に、終戦後のベビー・ブームに生まれた連中が就業する時期がやってくる。それまでに経済の規模を大きくしておかないと、失業問題がおきるという配慮からだった。
p.104 [ ]内は引用者。また、一部漢数字をアラビア数字に変えた。
池田が提唱した所得倍増計画は、多くの人びとを共感させ、自信をあたえ、日本の経済力を伸長させた。都市における鉱工業部門の所得の増加は、やがて各層に波及していった。農村の次、三男がぞくぞくと都市への移動を開始した。人手不足の声がではじめ、日本では完全雇用は永遠に不可能だという、漠然としたあきらめは徐々に消えていった。社会には明るい力がみなぎってきた。「これから前途は展開していく」と、人びとは思った。「日本は若い国だ」と、人びとは肌で感じた。三つの卵を五人でどう分配するかに狂奔するよりは、その五人で六つの卵をつくることに努力したほうがとくだと考えだした。
p.237
資本主義は 嫌いですか 竹森俊平 |
世界デフレは 三度来る 竹森俊平 |
1997年 竹森俊平 |
景気ってなんだろう 岩田規久夫 |
サナギさん 施川ユウキ |
ハリー・ポッターと 賢者の石 J・K・ローリング |
サムライチャンプルー |
この国の 経済常識は ウソばかり トラスト立木 |
「日本国債の格付けは、欧米の主要格付け機関によると、長らくボツワナ以下でしたから、財務省としては気が気ではありません。」(p.126)といった表現があるのだけど、一体だから何だというのだろう。こういった表現が結構唐突にでてくる。国内の金融機関に国債を安定的に買ってもらわないと金利が上がったり下がったりして大変だから、金融を完全に自由にはできない。という説明の直後に、先に引用した文が現れる。なんだかなあ。金融機関はその格付けを参考にして国債を買っているとは思えないし、一体何が言いたいのだろう。
「価格は通貨によって計られます。その通貨の価値を激変させてしまうこと、つまりインフレは、価格の問題解決機能を強化するマジック、いわば金融のドーピング策です。」(p.129)なぜこんな表現なのか本当に理解に苦しむが、まず思うのは、それを言うならデフレだって同じでしょう? ということ。著者がリフレ政策を支持しているのかどうかは、結局よく分からないけど、どうもデフレの害に鈍感であるのは間違いないようだ。それと、著者にとって関心があるのは財政であってこの国の経済ではないようだ。ま、これは印象でしかないんですけど。
「あなたは銀行ですか? その時は1を押すか言ってください。証券会社の場合は2を押すか言ってください。」と、こんな具合に続いていく(数字とか適当です)。
「2」
「あなたは役員報酬を思いのまま決められますか? その時は1を、うちのポールソンと同じ取締役会のメンバーなら2を、"生き残る体力の無い企業は淘汰されるべき、ただし自分の会社は別。"とお考えなら3を押すか言ってください。」
「3」
「最後に、支援して欲しい金額を押してください。金額を押し終えたら#を押してください。」*1 日本が大失敗こいている時、スウェーデンは大成功していた。
「(金額を入力している)」
「ワァオ! こりゃ大変だ。3営業日以内にファンドを清算してくださいね。それじゃ、またお困りの時は是非。よい一日を!」
"The Black Swan" Nassim N. Taleb |
"Hare brain Tortoise mind" Guy Claxton |
マイクロマネジメントとは、管理者である上司が部下の業務に強い監督・干渉を行うことで、一般には否定的な意味で用いられる。マイクロマネジメントを行う管理者は、業務のあらゆる手順を監督し、意志決定の一切を部下に任せない。部下の立場から見れば、上司がマイクロマネジメントを行っていると感じられることは多いが、上司がそのことを自覚することは稀であるとされる。極端な場合は、職場いじめや独善性など、病理的な現象としてとらえられる。とまあ、そういうことです。よくある話。僕もマイクロマネジメントな上司の下で働いたことはあるけど、そのときの印象から言うと、不安なんじゃないの、と思った。自分に対して否定的な出来事が起こるのを恐れているように見えた。どっちつかずの指示を人づてに出して質問を封じ(その間、上司自身は何処かに行っている)、こちらで判断して仕事のできを見せたらやっぱり怒られた、なんてほんとよくある話ですよね。これって相当ビビってるわけです。もし部下が自分の的確な指示通りに動いて失敗したら、それは自分に対して否定的な出来事だから起こしてはいけないことなんでしょう。
(中略)
また、指示・命令を与えることによって、管理者自身が有能さや職務の重要さを示していると感じることもある。このような管理者は、実際には職務に必要な能力や創造性を欠いているにも関わらず、自尊心を満たせる状況を自分で作り上げていると考えられる。
(中略)
マイクロマネジメントを行う管理者は、部下が相談なしに決断を行うことを、たとえそれが部下の権限の範囲内であったとしても、たいへん不快に感じ る。深刻な場合には、社員の自尊心や心身の健康に大変悪い影響を与える。社員が十分な自己評価を持てなくなり、能力の成長を難しくするので、そのような場 合はすぐに転職するのが最良の選択肢かもしれない。
おべんとうの ちいさなおかず 300 コマツザキ・アケミ |
ケンタロウの おかずの王様 ケンタロウ |
きのう何食べた? よしながふみ |
Satisficing (a portmanteau of "satisfy" and "suffice") is a decision-making strategy which attempts to meet criteria for adequacy, rather than to identify an optimal solution. A satisficing strategy may often be (near) optimal if the costs of the decision-making process itself, such as the cost of obtaining complete information, are considered in the outcome calculus.
要旨:この語はsatisfy(満足させる)とsuffice(十分である)を合体させた語で、意思決定の際に最適な答えを見つけようとする代わりに、妥当な答えを採用することを指す。で、結局satisficingな答えが最適だったりすることも多い。だって、なにがなんでも最適な答えを見つけようとすると、コスト(完璧な情報を仕入れたり(不可能)、結果を予測するために計算したり(無意味))がかかるから最適じゃなくなってしまうんだもの。
"Fooled by Randomness" Nassim N. Taleb |
まぐれ ナシーム ・N・タレブ |
指導者の条件 山本七平 |
男の子が心を ひらく親、 拒絶する親 ウィリアム・ポラック |
ジェイソンは野球、フットボール、バスケットボール、サッカーの全種目で正規部員として引き抜きを受けた高校スポーツの花形選手だ。その彼が、男子生徒が自由に語り合えるクラブをつくろうと思いついた。
「僕たちはみんな抑圧を感じているのに、それを語る場がないんです。だから、からかう奴は入室禁止という規則にして、誰もがお互いの気持ちに耳を傾けて助け合う場が必要だと思ったんです」
ジェイソンの提案は校長の支持を得て実行されたのだが、たちまち参加者が殺到して、いくつものグループをつくらなければならなくなった。校長先生は「男の子たちがつながりをもつために自分たちだけの場を望んでいたなんて想いもかけませんでした」と私に語った。
菜根譚 洪自誠 |
My theory is that if you look confident you can pull off anything - even if you have no clue what you're doing.
- Jessica Alba
試訳
自信たっぷりって顔でいればなんだってできるってのがアタシの持論。たとえ自分が何をしているのか全く分かってなくてもね。
(日本の組織を)このまま放置しておきますと、組織の老化現象が急激に進み、あらゆる面で新しい情況に対処できない状態になるのではないかと恐れております。この状態をどのように打破するか、方法は一つしかありません。組織とは何か。これは家族ではない。組織とは、元来、一つの目標に対応してできるものであって、目標がなくなれば組織はなくなってもかまわない。この意識——当たり前のことですが、この当たり前のことを、もう一度再確認する以外にはないと思います。山本七平『指導者の条件』より。()内は引用者注。
(経済)成長率が問題になり、宏池会事務局案は7.2%、10年間で国民所得を倍増するという計画だった。下村(治。池田勇人の経済政策ブレーン)案は11%で、結局、池田は、36年(1961年)以降、最初の3年間は9%でいくという方針をたてた。当初の成長率を高く見こんだのは、ちょうどその間に、終戦後のベビー・ブームに生まれた連中が就業する時期がやってくる。それまでに経済の規模を大きくしておかないと、失業問題がおきるという配慮からだった。これは目算がはずれ、38年には、多くなった人口の大部分が、所得が上がったために上級学校へ進学するようになり、若年労働者の需給はかえってひっ迫するという状態になる。
子の曰く、故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。
先生がいわれた、「古いことに習熟してさらに新しいこともわきまえてゆくなら、人の師となれる。」金谷治訳
アダム・スミス 堂目卓生 |
その数学が 戦略を決める イアン・エアーズ |
考える技術としての 統計学 飯田泰之 |
The Black Swan N.N.Taleb |
この世ではどんな出来事が起こるかわからない。だから、どんな強靭な判断力をも揺るがすような偶然の一致も起こる。あなたは不気味だが起こりそうもない予言を笑っている。でも、その予言が一部分でも成就したら、もう笑わないだろう。そうなったら、どんなに勇気のある人でも結果を見てからという気持ちになるだろう。われわれの不安というのは、だれでも知っているとおり、 破局そのものと同じようにわれわれを苦しめるものである。二人の予言者がお互い知らずに、同じことを予言することだってある。こういう一致にもかかわらず、あなたの知性の許す以上に、あなたを不安にしないなら、ぼくはあなたに脱帽する。