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2008年12月18日木曜日

My seasonal disease

毎年のことで自分でも笑ってしまうんだけど、僕は4月と11月、すごく調子が悪い。で、これも毎年なんだけど、いっつも「あ、今回は大丈夫じゃん。快調!」とか思ってる。本気で。でも振り返ると、あーやっぱダメだったよ、と思い至る。今年はブログをはじめたので、エントリの数に如実に表れているので分かりやすい。

体調を崩すわけでもないし、生活が乱れるわけでもないけど、会話が最小限になったりする。鬱っぽいんですな。学生時代は、だからすごく苦労した。入学とかクラス替えがあるからもちろん緊張するのでそのせいもあるけど、もうデフォルトで無口、しかもそわそわしてる。まあ僕は出だしでつまずかなかったことなんてないからいーんだけどさ。

で、11月の精神状態を振り返ってみると、どうも一発どでかいホームランを狙っているせいで身構えてしまっていたような気がする。でもそれでいて、いつも通りちまちまやっていることもあったしなー。ようわからん。ただ、効率的で理論的である事に拘ったり、計算や計画や分析ばかりして、じっくり観察したり、素直に感じたりすることはなかったかもしれない。かっちょいいロボットのプラモデルでも作ればよかったのかもしれない。あとレゴとか。

今回、あ、やっと終わったよダメタイム、としみじみ感じたのは、アニメOne Pieceの第380話を観た時だった。ブルックの過去と現在が悲しくも楽しく重なっていくという感動的な回で、原作でも象徴的だったシーンを見事に描ききったな、と思わせる素晴らしいエピソードだった。お話の中心となる歌、「ビンクスの酒」は今までに何度か登場してきていたけれど、今回のアレンジがとても良かった。裏メロっていうんでしょうか、バイオリンがさわやかで切なげで、人々の思いをなぞっているようでした。



YouTubeのコメント欄をみると、誰も思う事は同じだなあとうれしくなる。日本語でも英語でも、「この海賊団に入りたい!」というコメントが必ずある。僕も同感ですよ!

あと記憶違いかもだけど、冬!っていう気温になったのもその頃だったような気がする。もしそうなら春とか秋がダメってことなのかなあ。

2008年10月16日木曜日

がっくし。『ミチコとハッチン』

『ミチコとハッチン』というアニメを見た。期待していたぶん、がっくしきた。

第一話で、孤児であるハナという少女が、神父に引き取られて、神父の家族に無茶苦茶いじめられている場面があるのだけれど、これが不快になるほど長い。そして、彼らが無防備な少女をいじめる理由が分からないので、ただ不愉快なだけなのだ。

cover
ハリー・ポッターと
賢者の石
J・K・ローリング
『ハリー・ポッター』シリーズを全部読んだわけじゃないけど、アレもそうとうヒドいいじめのシーンからはじまってた。でも、ハリーを引き取った親戚夫婦の心情も若干ながら描かれるから、彼らがハリーをいじめる理由が読者にはわかる。つまり、魔法使いなんて気持ち悪い、とかまあそんな感じで不安とかもあってキツくあたることを正当化しているんだろうな、で、子供はそれをまねしてるんだろうな、という具合に。

別にハリーの親戚夫婦を擁護しているわけではない。アホが現実を受け止められずアホな思い込みでアホなことをしていて、そのとばっちりがハリーに行ってかわいそうだな、と思うだけだ。だからハナをいじめてるアホにもアホな思い込みがあるはずだ。そうでなきゃ人間あそこまで行かないよ。他人を傷つけることだって正当化しないと続けられないもんだ。

cover
サムライチャンプルー
で、それがぜんぜん無いので、もうホント不愉快なだけなんだな。暴力の描写をポンっと渡されるだけ。リアルなのかも知れないけど僕には分からない。一体あの長いいじめのシーンで、視聴者はどういうリアクションを期待されているのだろう。「神父一家め! なんてヒドい奴らなんだ。でも今に見てろ!」とかそんな感じなんだろうか。第一回でそれはないんじゃないかな。この作品はマングローブというところが作っているんだけど、同社の仮想時代劇『サムライチャンプルー』をちょっとだけみた時にも思ったことがあって、それが、「あー、なんか学級会で元気よく発言する優等生が作った感じ*1」ってこと。先生受けしか考えてない。そういう先生がマングローブにいるんだろう、きっと。すごくお洒落な作品なので、たぶんお洒落先生なんだろう。で、今回もそんな感じなんでしょうか。

アニメっぽいアニメじゃないものを目指した作品だろうから、単純にアニメでよくあるシーンを作ったら浮いて見えたというだけのことなのかもしれない。でもさー、なんかさー、期待してたぶんだけねー。

まだ第一話なので次も見ます。第一話としては期待はずれでした。四話くらいまでは期待してます。

あと、ホントの先生ってのはモジモジして歯切れの悪い生徒を愛するんだよ。そういう生徒が一番、物事を大きく深く見てるから。一つの質問に答えが10も20も思い浮かんで上手く答えられない子を愛おしく見守っているんだよ。

追記:未だに"The Black Swan"を読み返してるんだけど、今日読んだ箇所にこんな文があった。ざっくりまとめると、「sensationalとempiricalを見分けられるようになれ!」という感じ。ここで話題にしたシーンはsensationalなだけでempiricalじゃないんだ、と得心した。名作ってのはどんなに荒唐無稽でも、empiricalな部分があるから感動するんだろう。

*1 日本びいきで、サムライになりたくて仕様がないオランダ人が出てくるところでそう思った。そのオランダ人は「日本もいつか外国人をうけいれてくれるだろう」的なことを言うのだ。教科書の「鎖国」という表現が見直されるようなご時世に、と思ってそこで見るのやめた。アンボイナ事件とか、制作者たちはどう思ってるんだろう。

2008年2月26日火曜日

Kekkaishi

I just watched the last episode of Kekkaishi.

They depicted people so delicately. not only our protagonists, yoshimori and tokine, but also evil guys had their own background stories.

I heard the ratings were not good. Zannen.